Stollen (シュトレン)
ドイツのお菓子
ドライフルーツやナッツが練り込まれ、洋酒の風味をきかせて、表面にたっぷり粉糖がかけられます。
ドイツでは、クリスマスのおよそ3週間前に焼き、少しづつスライスして食べながら聖夜を待つという習慣があります。
真っ白な粉糖に包まれた細長い形が、イエス・キリストのおくるみに似ていると云われています。
日にちをおくほど味わい深くなるとっても美味しいお菓子です。
Galette des Rois (ガレット・デ・ロワ)
フランス語で、”王様のお菓子”という意味
キリスト教圏の多くは、イエスがこの世に降誕し、神性を人々の前に現した日として新年1月6日を祝日としています。それを公現節(エピファニー)といい、各地で祝うと同時にガレット・で・ロワを食べる風習があります。
パイ生地でアーモンドクリームとカスタードクリームを合わせたクリーム(フランジパンヌ)を包み、模様を描いて焼き上げるフランスの伝統菓子です。
フランスでは、新年に家族や友人を集めてガレット・デ・ロワをみんなに切り分けます。そこで、中に入っているフェーブを引き当てた人がそのパーティーでの王様、王女様となり、紙製の王冠を被って祝福されます。
ガレット・デ・ロワの特徴がクープ(模様)です。
焼きあがったガレット・デ・ロワの表面にきれいな模様を出すのに技術を必要とするお菓子でもあります。